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玉置浩二

先日、コロナで中止になった玉置浩二コンサート代替公演に行ってきました。

9月10日に開催される予定だったのですが、玉置さんがコロナに感染してしまい急遽中止になりました。チケットの払い戻しがあったのですが、代替公演があるかもということで、換金せずに待っていると代替公演のメールが届きました。すごくうれしかったです。

会場は豊中芸術文化センターというところで阪急電鉄宝塚線「曽根駅」から徒歩2分の場所で川西市からは電車で15分くらいとめちゃくちゃ便利な場所です。

会場に着くともう満席状態でした!玉置さんのコンサートは1部、2部とありまして、1部はバラード2部の後半からアップテンポな曲がメインとなります。

会場が暗くなりいよいよスタートです。

会場のスクリーンに32年前の玉置さんとお父さんが稚内から旭川まで260キロ2人で歩いて向かうシーンが流れます。なかなか面と向かうと喋れないものですが、歩きながらだと話ができるものです。玉置さんがお父さんに「ミックジャガーで知ってる?」と聞くとお父さんは「知ってるべ、ジャガイモと肉の煮込みだろ」と答えます。会場は大笑いでした。

それから、お父さんだけにインタビューをして昔、玉置さんが5歳の時に誤って10円玉を飲み込んでしまい、喉に詰めてしまいます。その時のエピソードで玉置さんはお父さんに「今度、生まれてきたらいい子に生まれてくるからね、お父さんごめんね。」と伝えます。そのときにお父さんはこんなにいい子を死なせてはダメだと、おんぶして深夜の病院に走って向かいます。そのエピソードの時は私も同じくらいの子供がいるのですごく感動しました。

その時のお父さんの年齢と同じ64歳に玉置さんがなった今、いろいろな事があったんだなーと思いました。

いよいよコンサートがスタートします。1曲目は「カリント工場の煙突の上に」からスタートして、「STAR」「いつもどこかで」「しあわせのランプ」などバラードが続き1部が終了します。

2部も「雨」「コール」バラードが続きいよいよ「サーチライト」「CAFEJAPAN」会場が総立ちです。そこから「JUNKLAND」そして「田園」玉置さんの「愛はここにある豊中にあるー」で最高潮のボルテージです!

そしてなんと、MCを一切やらない玉置浩二が急に話し始めます。これには会場が「おー--!」という歓声に!玉置さんは「この度はコロナに感染してしまい、ご迷惑とご心配をおかけして本当に申し訳ないです。これからも頑張っていきますので宜しくお願い致します。」と深々と頭を下げました!それからアカペラでマイクを使わず「メロディ」「悲しみにさよなら」「夏の終わりのハーモニー」を歌い颯爽と帰っていきました。いろんな玉置浩二のコンサートに行きましたが、こんなに嬉しそうな玉置さんを見たのは初めてです。今までで一番良かったコンサートでした。

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