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人間ドッグ5(ラスト)

11時間の手術が終わり目が覚めると母と兄と親友がいました。

半分、夢の中のようで、現実ではないような感覚で、、、

それから、ICUに運ばれ気が付いたのは4月17日(2日後)でした(結婚記念日)(笑)

集中治療室(ICU)の中ではいろんな方がいました。

事故で運ばれてきた方、病気の発作など様々な方、、亡くなった方もいました。

意識が戻り看護師の方が、「大丈夫ですか?なにかほしい物はありますか?」の問いに

私は喉が渇きすぎているので「お水をください」というと、「術後でまだ縫合間もないので無理です」と断られました。本当に口の中がカスカスの状態でした。

それからは地獄の時間でした。術後の傷の痛み、喫煙者なので痰が詰まり息ができない等、咳がでると激しい痛み、、妄想、幻覚、、、自分が自分じゃない感覚

そして19日(日曜日)手術前に予想していた皐月賞当日、生きてこのレースを見ることが叶いました。

集中治療室の中、看護師さんがテレビをもってきてくれました。

馬券は買っていませんが私が応援していた馬はコントレイルです。

1枠1番福永祐一騎手、展開は内に入れてしまい、典型的に外に出せず負けるパターンです。

しかし第4コーナーでは外に出していました。

なんと、福永騎手見事1着にきました。本当に感動のあまり泣きました。

その後、コントレイルはダービー、菊花賞と勝ち、父ディープインパクトと同じくクラッシク3冠をやってのけるのです!コントレイルのおじいちゃんはサンデーサイレンス、ダービーは無観客の日曜日でした「静かな日曜日。」しかしすごい衝撃でした。

人間ドック特集長くなりましたが、これで終わります。この内容を本人の僕が伝えれるというのは、現存しているからです。

まず、大前提として大きな病気はしない方がいいです。

しかし、どんな生き方をしても病気になることはあります。

それが、精神的な病気など外見からは判断できないこと、、、

「頑張れ」や「お前だけじゃないんやで」とかそんなセンスも思いやりもないこと

を言う人間とは付き合いしないでください。

2021年7月10日現在、前向きに生きて、仲間が悲しい時には一緒に泣いて、嬉しいときにはちょっと高めの胴上げをしたりして、毎日を楽しくいきましょう!

 

 

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