大阪府豊能郡能勢町に国の天然記念物に指定されているけやきの巨木があります。なんと大阪府下では最大と言われており、なんと樹齢は1,000年以上とも・・・!!
近くに住んでいながらも、先日初めて知り早速、行って参りました♪
写真では分かりずらいですが、目の前に立つと大迫力です♪高さ30メートル、目通り幹囲14メートルもあります。
根はこれでもかという位に張っていて、生命力の強さを感じます。どんな災害にも耐え抜いたと想像するだけで、パワーを感じます。
最近、自然災害の中でも土砂崩れがひと際目立つ様に感じます。今年も各地で豪雨による土砂災害が発生しました。
まだ記憶に浅い2018年に広島市各地を襲った死者108名、過去50年で最大の人的被害・・・
土砂崩れには目で見て分かる違いがあります。この時の土砂崩れにはその特徴が表れている地区もありました。
勿論、雨量も比例されてくるのですが、被害の大きかった地区では土砂と一緒に流れ着いた木々です。本来なら樹齢はバラバラで木々の長さも違います。
しかし長さがほぼ同じなのです。人々が山を伐採し根が張らないうちに雨によって崩れてしまうケースがあります。
人間と自然の調和を、人間が先手を打って崩してしまう。そして自然がそれを返すかの様に災害として巻き込む。
今年の熱海で起きた土砂崩れでも「盛り土をしていた」と報道されていました。盛り土をするには、山を伐採しなければなりません・・・
そうです。自然の力には及ばないのです。我々が生きるためと選んだ手段が仇となる事が多々あります。
我々人間が生きる為には自然がないと生きられません。山も川も海も太陽も水も緑も全て私たちの資源であります。
自然に考えて、それを自ら壊してはいけないように思います。
野間の大けやきは、自然が生きる生命力と強さ、何にでも命があるという事を改めて感じ、教えてくれました。
太陽が消滅し、突然暗闇に生きるなんて想像も出来ません。毎日照らしてくれてるからです♪
感謝を忘れてはいけませんね♪